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SPLアーティストストーリー

ウーリー・フロスト

- 全てのドラムサウンドを知り尽くしたドラマー -

今回のSPLユーザー・ストーリーでは、サイモン・フィリップスなどのドラム録音を担当している、自身もドラマー出身であるレコーディングエンジニア、ウリ・フロストをご紹介いたします。

 

ビデオをお楽しみください!

「私のこのスタジオでは主にドラムを録音しています。あらゆるクライアントのあらゆる要望に応えられる仕組みを備えています。ヴィンテージのPaiste Formula 602を含む約300枚ほどのドラム用シンバルから始まり、約40種類のスネアドラム、約20種類のキックドラムなど、あらゆるドラム録音を可能とする設備を提供しています。そして何よりも、マイク、機材を通し、最終的にスピーカーから出力されるドラムサウンドにおいて、まるで生ドラムを直接耳で聴いているようなリアルさを実現することが最も重要であることには間違いありません。

私自身がドラマーであったからこそ、このサウンドの部分には深いこだわりがあり、数多くのドラマーを録音してきた経験も含め、ドラムの修理や調整、サウンドづくりの“すべて”を理解しています。そしてそれを高いクオリティで実現するためには最高精度の機材が必要であったのです。

私の機材選びはマイクプリアンプから始まりました。以前使用していたミキシングコンソールに内蔵のマイクプリアンプでは納得できず、特にオーバーヘッド用の2チャンネルにおいて、高精度なマイクプリアンプを求めていました。そしてSPLのGainstation 8(生産完了:8chタイプのマイクプリアンプ)にたどり着き、その後2004年にはndahlトランス付きのモデルも併せて2台のGainstation 8を所有していました。この機材選択において最も重要であったのは、インピーダンスを選択可能であることでした。3種類のインピーダンスの選択肢から選ぶ形ではあるものの、ヴィンテージのマイクを多数所有している私にとっては、この機能がサウンドを形成するとても重要なものでした。

現在、このスタジオには2台のGainstation 8と4台のTransient DesignerをマウントしたRackPackがあります。そして、すべての音をまとめるミキシングコンソールとして120Vテクノロジーで設計されたNEOSを2台インストールしています。NEOSを選んだ理由は、手に入れる以前に私が2台のMixDreamを使用していたことにあります。MixDreamでは、各チャンネルのパンを自由に設定することができず、その点において不便を感じていましたが、NEOSではチャンネルのモノ・ステレオ選択から完璧なパンニングまで、私が必要としていた機能をすべて持っていました。そして何よりもこのサウンドの素晴らしさは、120Vテクノロジーの恩恵によるとてつもなく広いダイナミックレンジであり、私のサウンドをより完璧なものへと昇華させてくれます。」

SPL Transient Designer:製品ページはこちら

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SPL MixDream:製品ページはこちら

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SPL GainStation 1:製品ページはこちら

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インタビュー動画

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ウーリー・フロスト

レコーディングエンジニア

自らがエンジニアリングを行うサイモン・フィリップスから、厚い信頼を勝ち得ているドイツ人レコーディングエンジニア。サイモンとはTOTO時代からの付き合いであり、TOTOの作品においても多くの作品に参加している。
ドラムレコーディングを得意としており、SPLの大きなダイナミックレンジを確保できる機材を存分に使いこなすサウンドが特徴的。

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