国際エンドーサーの古屋です。
私事ですが、現在スタジオにPhonitor xeの導入を検討しています。当スタジオの場合は、SPLマスタリングコンソールに、Phinitor専用回線が純正で付属してくるため、ルーティングは至って簡単な故、現在売れているPhinitor xとはまた一味違う個性をスタジオに導入してみたいと思っています。
そもそもこのPhinitor xeは、最初にPhonitorシリーズの中でハイサンプリングレートである、768kHzに対応してきた機材でもありました。リリース当初、Phinitor xは192kHzで対応サンプリングレートが区切られていたため、明確にこの2機種の立ち位置というものがハッキリとしていましたが、現在Phonitor xも768kHzに対応することで、プリアンプアウトの有無、或いは前面背面のヘッドフォンアウトの有無などが主な仕様の違いとなっています。しかしSPLの考え方として、それぞれの機種に特定のサウンドを創り上げてきていることは間違いなく、この違いというものをもっと明確に説明できる環境づくりという意味からも、スタジオへの導入を考えています。
ドイツ本社でPhonitor xeのサウンドも聴いていますが、Phonitorxと並べて聴き比べたわけではありませんので、再度当スタジオで試してみたいと思っています。
導入の折には、またこちらで具体的なサウンドテイストなどをレビューさせて頂きます。
Comments